◇ 喘息の方へのトリートメント
喘息とは、発作的に喘鳴をともなう呼吸困難をきたす疾患です。気管や気管支にハウスダストや埃、ストレスなどいろいろな刺激が加わり、その刺激に対して、防御反応が異常に亢進してしまうのです。刺激が加わると、気道が狭窄し、喘鳴や咳、呼吸困難などの症状があらわれます。またそれらの症状には薬物治療が有効ですが、薬だけに頼らない方法もあるのです。
喘息の症状を少しでも軽減するためには、喫煙をやめる、埃のおおいところは極力避ける、ストレスをため込まないことなどが言われていますが、気管支を拡張させたり、のどの粘膜の炎症を鎮めたり、免疫機能向上を助ける目的で、個人差はありますが胸元や背中のアロマトリートメントを行うことで、皮膚から吸収したオイルが血液やリンパを通って、肺や気管支などに作用したり、ほかにも気管支拡張薬の吸入と同様、鼻からアロマをかぐことで気管支や肺に作用する吸入法もあります。
また喘息発作は、迷走神経の刺激によって悪化しますので、迷走神経を刺激する作用のあるトリートメントは、喘息発作の起きていない時におこないます。弊社サロンでは、ここ数日の体調をお伺いし、弊社提携医師と相談し発作の誘発の危険性があると判断されたときにはトリートメントを控えさせていただきますのでご了承ください。
但し、主治医の承諾があるときはその限りではございません。こちらから承諾書を印刷してご利用ください。
一般のアロマサロンは、美容・エステ分野に位置づけられているため、医療者だけでなく様々な人が施術しています。 そのため、より安全にアロマセラピーをおこなっていくために、一般のサロンでは施術対象者を健常者としています。これはごく自然のことであると思います。
しかし、私たち看護師が行うサロンで対象と考えているのは、健常者の方々はもちろんですが、何らかの疾患を心身に抱えている方です。私たち看護師は、心身の状態や疾患の理解など医学的知識がしっかりと身についているうえに、アロマセラピーの知識を追加することで、一般のサロンとは違う医学的なアロマセラピートリートメントをおこなえるのです。
私たちがおこなうアロマセラピートリートメントは看護の知識、技術とアロマの知識を融合して行います。お客様の個別性とその時の心身の状態をしっかりとお伺いし、ひとりひとりに合った精油を用いること、そしてその香りと身体に触れる看護師の手のぬくもりを感じていただくことで心身ともにリラックスでき、本来、人間に備わっている自然治癒力の向上や様々な苦痛の軽減を実感していただきます。
弊社顧問医師 銀座ハートクリニック 院長永瀬裕三医師
医師の指示を必要とするのは、アロマオイルに含まれる成分が皮膚から吸収され、成分の一部は血管やリンパ管を通り全身に運ばれることや、トリートメント作用により、血流が促進されるため、お客様の病状、状態により、注意が必要な方がいらっしゃるからです。