◇ リンパ浮腫の方へのトリートメント
乳がんや子宮がん、前立腺がんなどの外科的療法で、癌の転移を予防するために、リンパ節を郭清(かくせい:きれいに切除)したり、放射線や抗がん剤による治療でリンパ管に障害を起こし、術後に手足(腕や脚)などがむくむ人は少なくありません。
そのまま放置してしまうと、重いだるさやこわばり感・しびれや痛みなどを伴い歩行困難になったり、合併症として蜂か織炎(ほうかしきえん)を発症し、これを頻繁に繰り返すと皮膚が硬くなり、最悪の場合象皮症(皮膚がかたくなりシワがよって象の皮膚に似た症状)まで進んでしまうこともあります。
このような術後に発症する、原因が判明している二次的な浮腫は続発性リンパ浮腫と定義付けされて、その他の先天性や原因不明の原発性浮腫とは区別され診断されています。
どちらの場合もアロマセラピートリートメントには有効な効能があるといわれています。主治医の承諾をいただければ施術させていただきますので、お悩みをお持ちの方は、一度主治医にご相談ください
主治医にご相談の上、承諾と指示があれば施術させていただきます。こちらから承諾書を印刷してご利用ください。
一般のアロマサロンは、美容・エステ分野に位置づけられているため、医療者だけでなく様々な人が施術しています。
そのため、より安全にアロマセラピーをおこなっていくために、一般のサロンでは施術対象者を健常者としています。これはごく自然のことであると思います。
しかし、私たち看護師が行うサロンで対象と考えているのは、健常者の方々はもちろんですが、何らかの疾患を心身に抱えている方です。私たち看護師は、心身の状態や疾患の理解など医学的知識がしっかりと身についているうえに、アロマセラピーの知識を追加することで、一般のサロンとは違う医学的なアロマセラピートリートメントをおこなえるのです。
私たちがおこなうアロマセラピートリートメントは看護の知識、技術とアロマの知識を融合して行います。お客様の個別性とその時の心身の状態をしっかりとお伺いし、ひとりひとりに合った精油を用いること、そしてその香りと身体に触れる看護師の手のぬくもりを感じていただくことで心身ともにリラックスでき、本来、人間に備わっている自然治癒力の向上や様々な苦痛の軽減を実感していただきます。
弊社顧問医師 銀座ハートクリニック 院長永瀬裕三医師
医師の指示を必要とするのは、アロマオイルに含まれる成分が皮膚から吸収され、成分の一部は血管やリンパ管を通り全身に運ばれることや、トリートメント作用により、血流が促進されるため、お客様の病状、状態により、注意が必要な方がいらっしゃるからです。